約4年前から生活保護を受ける東京都内の50代女性は、週3日、午後8時になると近くのスーパーに行って半額シールが貼られた食料品を探す。この夏は室温が36度になる中でもクーラーを使わず、扇風機だけで暑さをしのいだ。月7万円弱の保護費では、どんなに節約をしても手元には2000円しか残らない。
生活保護費が足りないという記事を見ました。
生活費7万弱というと一見厳しそうですが家賃は入っていないんですよね。
光熱費と食費と雑費で7万弱なら充分文化的でゆとりある生活を送ることができます。
よくこういった記事では半額になった惣菜がテンプレートのように出てきますが、はっきりいって半額でも惣菜って安くはないんですよ。
食パン、袋うどん、袋焼きそば、小麦粉、パスタなどを使った自炊を心がけて、半額総菜はたまの贅沢という位置づけをするだけで、7万弱もらって2000円しか残らないなんてことは防ぐことができます。
何故半額総菜がこういった記事でよく出てくるかというと執筆しているライターの貧乏の象徴が半額総菜だからです。
これは想像だなと思う者では、創作物などでパンの耳で給料日まで凌ぐみたいな描写もありますが、今時パンの耳なんて貰えませんよ。少なくとも私の近くのお店では一切もらえません。
何が言いたいかというと、本当に7万弱でやりくりできないのか?と調査していないからこんな半額総菜がどうたらなんて記事が出てくるわけですよ。
パスタに目玉焼きをのっけて醤油やマヨネーズで味付けしてキャベツのサラダをつければ栄養満点で売一食100円以下で食べることができますからね。
記事では香典も送れないと書いていますが、香典は衣食住と関係ありませんから生活保護費で無理をして送る必要があるとは思えません。
何が言いたいかというと、この記事に出てくる人は本当の意味で自分が生活苦で死ぬなんて思ってないわけですよ。ただ自炊するのは面倒だから毎日半額総菜を買ってすませたいということなんです。
人間本当にこのままでは死ぬと感じたら一食100円でお腹一杯になる方法を考えますよ。しかしながら何もしなくても7万弱ものお金が入ってくるのですから、厳しい節約なんて検討をしたこともないのではと感じます。
先日、国民年金の5万で暮らしている高齢者の方をテレビで見ましたが、生活保護者全員にみせるべきですね。その方は5万円のなかから家賃も払っていました。生活も半額総菜で極限まで節約してるよ~なんてぬるいことはいわず、大変説得力がある生活です。
結論としては一度でいいから生活保護を貰ってありがたい。もらえなかったら野垂れ死にしていたので本当にありがたいと感謝する受給者が見たいということで失礼します。