病院にいけない貧乏人と孤独

コラム

中国のドキュメンタリーを見ました。農村戸籍のある男性が病気になり、彼は都市部の病院の診療代を捻出するため親戚中に借金の申し込みをします。

これで病気が治ってまたバリバリ働いて親戚にお金を返すならまぁハッピーエンドじゃないですか。しかしながら、捻出できた病院代は一回のみなんです。

医者は診療をして病名をいい次から治療に入りましょうというのですが、彼には2回目の診療代がないわけです。すなわち借金だけが残り、はっきりいえば全てが無駄だった。

これをみて日本は貧乏人にとって住みやすい国だなと思いました。私は長らく課税所得が0円だったのですが、国保は年間でいうと24,000円くらいであり、これは破格の金額です。

逆にいうと貧乏人に優しくし過ぎたからこそ日本は衰退しているのだなと貧乏人の私は思いました。
生活保護者は病院に行きたいほうだいですしね。

陳舜臣さんの小説で古来から人民は賊よりも王朝からの害のほうが甚だ大きかったというフレーズが記憶に残っていますが、それが正しいとすると今の政府は歴史上まともなほうなんでしょう。

ツイッターで政治の議論をみますが、政策議論を好んでする人はあまりいません。むしろ誰かへの批判が圧倒的に多い。

政治議論を好んでする人は現状の生活に不満があり、その不満のハケ口を社会や政治にぶつけているので政治ツイートに批判が溢れているのは当然かもしれません。

孤独な人でもツイッターで政治批判をしていいねがつけば仲間を得たかのような気分になるので、孤独解消の効果があるかもしれませんね。

脳というのは意外に単純ですぐに騙されますから、実際には孤独でも孤独じゃないと自分に思わせることができれば勝ちです。

逆に実際に孤独でなくても誰も自分を理解してくれないとふさぎ込んでれば負けです。

私は妄想でよく宇宙開拓者になっていますが、ときどき宇宙開拓者の自分が本物で無職の自分が偽物だと思うことがあります。

私としては脳が宇宙開拓者の自分こそが本物だと思い込んでくれればハッピーになれるのではと期待しています。

元生徒にこの話をしたところ、手つないであげるからと要介護者みたいに言われてしまいました。なかなかこの手の話しは人に理解されません。

話しを戻すと日本は衰退しているといっても、どんな人間でも餓死せず食べていける環境ではありますので、後は自分の脳みそを調教することで幸福になる努力をすることが大事なんです。

ということで土用の丑の日なので鯖缶でうなどんを作り食べました。うなどんだと思い込めば思い込むほど美味しくなるということで、まさに食事は情報戦だといえましょう。



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