電気代が払えず炊き出しに並んでいる70代女性の記事を見ました。
昨今の円安の影響で電気代に限らず全ての物が高騰していますからね。物価を考慮した実質賃金は1990年以降で最低水準だそうです。
日本は少子高齢化が今後も進んでいくので残念ながら衰退国家といっていいでしょう。となると今後ますます貧困になっていくのは自明の理であり、衰退国家でろくに稼げない極貧人がいかにして生き延びるか?
自分の身は自分で守るという言葉がありますが、やはりそれしかないでしょうね。日本に住んでいると円が普遍的な価値があると思い込んでしまいますが、今後円安が進んだ場合円の価値はますます棄損していきます。
貨幣というものは本来価値なんてないんですよ。所詮紙切れですから。みんなが価値があると思い込むから価値が出るというまるで魔法のような存在が貨幣です。
となると円を妄信するのではなく、リスクヘッジをしたほうがいいのでしょう。世界最強通貨のドルやら仮想通貨やら金やらいろいろありますからね。
このような商品の購入は投機になりがちですが、レバレッジを効かせることなく一定の割合で財産を振り分ければ円だけで資産を持つよりも生活が安定しそうです。
後はやはり健康でしょうか。健康なら無一文でも生き延びられるし不健康なら億万長者でも人生は暗くなります。
ウォーキング、糖質と脂質を過剰摂取しないなど健康への投資はリターンが大きい。健康というものは持って生まれたもので年をとるごとに棄損していきますから、投資というよりいかに長持ちさせるかといったほうが正しいかもしれませんね。
話しを記事に戻しますと私も近所で炊き出しがやっていれば並びたいのですが、あいにくやっていません。リサーチ力が足りないだけかもしれませんが。
ということで今年の目標の一つは炊きだし飯を食べるということで失礼します。