朝 食パン 目玉焼き コーヒー
昼 水道水
夜 唐揚げ定食(ご飯、味噌汁、キャベツ)
食費 288円
唐揚げ定食を作りました。衣は小麦粉で油は姉の家から貰いました。年をとると油ものは胃もたれするし健康にも良くないといいますが、やはり美味しいものは美味しい。
美味しいものを食べると生きる元気が湧いてくる……心の健やかさは身体にいい影響を与える。すなわち健康にいいということです。ということで唐揚げ定食は健康にとってプラマイゼロということですね。
ようはなんでも摂りすぎなければいいということで、唐揚げ定食もまた私の健康に寄与してくれるという結論になりました。
憎しみ合った夫婦の話し
昨日読んだ小説の中の話しです。憎しみ合った夫婦がいました。
平安時代、男と女はお互い一目ぼれして激しく愛し合いましたが、両家の親が占ったところ相性が最悪ということで結婚に反対した結果、かえって恋心が燃えて2人は駆け落ちしました。
しかしながらこの二人の相性は本当に最悪であり、男は跡取り息子として甘やかされ母親が夫や姑に女中のように仕えていたため、それが彼の常識となり妻にも母親のような態度を求めました。
一方女も家事など一切せずにこの年まで過ごしてきたため、この二人は結婚後憎しみあうようになりました。そして、ある日の口論後ついに男は女を刺し殺しました。
ところがその日に限って女は手の込んだ料理を作っていました。七草粥です。放心した男はその七草粥を食べながら、どうして殺してしまったのだろうと泣きながら後悔しました。
ところが完食後異状な吐き気がしたため、七草粥に毒が入っていることに気付きました。男は怒りに燃え力尽きようとする身体で女の亡骸のもとへ……辿り着いたと同時に息絶え重なるように亡くなりました。そして2人とも野良犬に死体を食べられ刺殺と毒殺の痕跡は失われたのです。
後日2人を発見した両家の人々は涙して、野良犬に襲われてかばい合って死んだと思いました。そんな二人を永遠に一緒にいられるよう骨を同じ壺に納めたのです。
狭い壺に入れられた2人は死後ますます憎悪を募らせ、いつしか壺は怨念が深く染みついた呪物になりました。
おしまい。
結論としては私も後世に残る呪物を残してこの世を去りたいということで失礼します。
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