映画館車いす炎上の人の主張にみる弱者の振る舞い方

「今後はこの劇場以外で…」車いす女性に映画館謝罪 4月から義務化される障害者への合理的配慮とは?要は“建設的対話”【news23】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
映画館に訪れた車いすの女性が「次回の入場を拒否された」と主張するSNSへの投稿が議論を呼んでいます。障害者が健常者と変わらない生活を送るために私たちが取り組むべきこととは。4月から義務化される障害者

映画館に訪れた車いすの人が次回の入場を拒否されたとSNSに投稿して炎上したみたいです。

車いす用に設けられたスペースではなく段差があるリクライニングシートなので、従業員の介添が必要であり、施設側は負担が大きいから次回から遠慮してくださいといった結果、車いすの人が激怒してSNSで投稿したそうです。

ネットでは概ね車いすの方が我儘だと叩かれています。ただ映画館は結果として謝罪に追い込まれたので、戦いという観点から見ると五分と五分でしょうか。

障がい者の方が炎上しているときの主流パターンは、自分達は健常者と同じ生活を送る権利があるというものです。

その主張に対して健常者側は、自分でできなくて他人に助けてもらうんだから、我儘いわれても困るというものです。

だいたいこんな感じなんですね。そして、議論はいつも平行線です。

本音ベースでいうならみんな面倒くさいことは嫌ですからね。困ったときはお互い様って言葉がありますけど、これが適用されるのはあくまで身内間なんですよ。

まったく知らない人を助けて当たり前なんて思えるほど人類はまだ成熟していない。ましてや、そのことで自分が不利益を被るのは勘弁してもらいたいということですね。

そして、こういう話題になるといつも思うのが弱者とはなんぞやということです。

例えば私は女性にもてないので40代で独身であります。私は人間、いや動物にとって一番重要な家族を持って子孫を残す権利を侵害されているわけです。つまり生物的に弱者ですね。

社会ははたして弱者である私を救済する必要があるのか?

ここで重要になるのは自力救済が可能か不可という点です。

女性にもてないとネットで嘆くと、必ずお前の努力が足りないからだという人が出てきますよね。でも本当にそうでしょうか?

例えば想像してもらえばわかるのですが学校、職場においていかにももてる男と逆の見るからにもてない男、後者が努力で前者と並べる存在になります?なりませんよね。

むしろ彼が努力に必死になったらあんなのが夢みてるよって笑うのが社会だと思います。

いやいや一生懸命働いて収入を上げて社会的地位をつければ結婚できるじゃないかという声もあるでしょう。

私はこれを自力救済の罠と名付けました。

一見すると女性にもてないのも稼ぎが悪いのも努力でなんとかしてきた人がいるんです。
でも9割以上の人がなんともならず絶望している。

1割の人を見てあいつは自分でなんとかしたんだからおまえもなんとかするべき。こんな暴論が正論のように擬態しているわけです。

これなら、おまえは生まれつきもてないから諦めろという人のほうが、人としては誠実かもしれません。まぁそんなことは言われたくないですけどね。

つまり何がいいたいかというと世の中には弱者が溢れており、そのほとんどが他人は助けてくれないわけですよ。人は人を助けないんです。

そんななか障がい者とカテゴライズされた方は、障害年金がもらえて、社会にでても一定の配慮をしてもらえます。もちろん障がい者の方はこの配慮をまだまだ足りないと思っているでしょうし、事実そうかもしれません。

しかしながら、それをみて弱者は、いやでもぼくはなーーーんにも配慮していませんよという不満が出るわけです。

圧倒的な弱者だけど分類上は健常者、だから社会に出れば障がい者の方に配慮しなくてはいけない。

身体的なこともありますよ。ハゲとかチビとかですね。笑われてもそこで怒ることすらできんわけです。車いすの人を笑ったら社会的に批判を受けるのは笑ったほうですけどね。

暴論をいいますと車いすの人は不便だが、本当の救済されない弱者と比べると恵まれているように感じます。

つまり社会から正式に弱者認定された分、認定されていない弱者と比べると生きやすいということです。

まぁ世の中は結局階級闘争です。どんなに批判されようが結局最後には自己主張が強い人間が権利を得ていくわけです。

なので車いすの人の立場からすると、自分達を助けるのは当たり前のことで助けないほうがおかしいと主張するのは理にかなっているかもしれません。

私ももてない男でも伴侶を得られる権利があると主張します。数十年後政府は高性能な人口AIつきのダッチワイフを独身者に送るようになるかもしれません。

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