無職の朝は早い。姉の家に行き灯油缶4個を満タンにすることから始まる。姉の家は父、母、娘2人の4人家族だが、義兄は年間休日3日、1日の労働時間14時間の社畜であり、事実上男手がない。
であるので私が灯油を満タンにするのである。私は立派なエアコンがあるのだから、あれを使えばいいというのだが、姉はエアコンは床が暖まらないと駄々をこねるのである。
自転車で姉の家に行き、姉の車に灯油缶4個を積み込む。セルフスタンドに行き72ℓ分の灯油を入れて家の物置に置いておく。朝一番でセルフスタンドに行くのはなんとなくである。特に理由はない。
家に帰った後は将棋ウォーズを3戦こなす。3戦までなら無料であるので課金などする必要はない。
将棋が終わった後はご飯である。私の朝食は食パンと目玉焼きとコーヒーと決まっている。目玉焼きはソースをつけることもあるし塩をつけることもある。
朝食を終えて歯を磨いた後は、筋トレをする。腕立てと腹筋とスクワットを数セット行うことで生活に必要な筋力を維持するよう心がけるのである。
筋トレが終わった後は洗濯をする。洗濯をした後は何もしない。ひたすらなにもせずに昼くらいまでぼーっとしている。
昼になるとさすがに無職でも何かしたほうがいいと思い、水道水を飲みながら読書をする。図書館から借りた本やら本屋にて100円で購入した本である。
以前はkindleunlimitedを利用していたが、最近は一カ月99円のキャンペーンの対象にならないため、再加入はできない。月980円は払えないのである。
15時になったら洗濯物を取り込む。日光の力は偉大である。しかし本音をいうなら全自動ドラム式洗濯機がほしい。外に干すのは面倒くさいのである。
洗濯ものを取り込んだ後はゲームをする。最近はsteamのゲームばかりしている。良質なアドベンチャーゲームと出会えたときは小躍りするくらい嬉しい。
18時にスーパー巡りをする。惣菜は遅くなるほど割引率が高くなるが、同時に売り切れの可能性も高くなる。
とはいえ私はあまり惣菜は買わない。買わないが半額弁当をみるのは楽しい。半額弁当を手に取る人を観察するのも楽しい。スーパーは娯楽施設としての側面があることを忘れてはいけないだろう。
19時に晩御飯を食べて食器洗いをする。そして就寝まで勉強をする。勉強をすると眠くなるからだ。寝られないと悩んでいる方は勉強をするべきである。
そして夜11時くらいに瞼がどうしょうもなく落ちてくるのでそのまま寝ることが多い。以上が無職の1日のパターンの一つである。
朝 食パン 目玉焼き コーヒー
昼 水道水
夜 鯖缶パスタ
食費158円