続きです。
Mさんの交際相手の一番大きい子供は中学生1年生の男の子です。Mさんは彼と話すのがものすごく憂鬱だったといいました。
中学生がさ、お母さんが知らないおじさんと結婚するんだよっていって好感持つわけないよね……最初から嫌われるの前提で会うのは本当憂鬱だったよと言いました。
私は結婚したら同居するのだからそこはもう覚悟を決めないといけないと思いましたが、そんなことはいいませんでした。私にいわれないでもそんなことは分かってるだろうし、覚悟が決まってようが憂鬱になるときはなります。
Mさんは話します。
それでさ一回彼女の家でご飯食べようってなってんだけどね。空気微妙だったな~とMさんは振り返ります。
私が子供が結婚に反対しているとか、敵意があるとかそんな感じ?と聞くと、いやそういうわけでもないというか、本当なんというかずっと冷めてたというかさ……俺もそういう場で空気良くできる人間じゃないからあんまり普段と違う感じでいってもどうかと思うじゃない?だからそれ以上空気壊さないようにご飯美味しいって食べてたんだけどね。
私はまぁ初対面だからそんなものだよねと言いました。
それで、その後にさ〇〇君(交際相手の長男)がさラインしてきてさ……
へぇーそれで?と私は興味津々に聞きました。
一度二人で会えませんかっていうんで、了承したんだよ。
へぇーそれでそれで?私は笑顔で相槌をうちました。話が分からない方向にいくと興味が深くなります。
それで駅前で待ち合わせしてガストにいってね、なんでも頼んでっていったのね。そしたらステーキとかデザートで3000円分食べてさ。
うん?二人で?と聞くといや〇〇君一人と答えました。
今日僕に何か話したいことあるんだよねって聞いたのね。そしたらいや肉奢ってほしかっただけだよって答えてさ。
私は笑いました。それはなめてるか懐いたのかのどっちだろうなぁというと
Mさんは笑ってまぁ俺はなめられやすい人間だからさといい
ただまぁその後〇〇君いうのよ。俺はその結婚に反対とかないからって。
おぉまじで?よかったじゃん3000円奢った甲斐があったねと私は言いました。
買収みたいにいわないでよとMさんは笑っていました。たださ……Mさんの顔はそこで暗くなりました。
ただ?ただなんだろうと私はワクワクしました。
続く
コメント
わわわ。早く続きが読みたいです。
コメントありがとうございます
今晩続きを書くので是非読んでください