姪がバイト代が出たので奢るからご飯を食べながら映画のダンサーインザダークを見ようということでスーパーに行きました。
姉が同じことをいったのならばうな重弁当と高級おつまみなどを狙うのですが、姪なので半額弁当で我慢です。
私の蓄積したデータから判明した半額弁当が狙える最適な時間帯。私たちはスーパーにいました。
半額弁当を狙う手法として正攻法以外に反則技もあります。ここはネット記事風に書いてみましょう。
よく見かけるのは「まだ値引きされていない商品を、かごに入れて待機する」人たちだ。
彼らは、店員が値引きシールを貼り始めるのを見計らい、自分のかごにある商品を差し出して貼ってもらおうとする。たしかに消費者から見れば「欲しい商品を確保しておきたい」という心理は理解できる。しかし、この行為は他の客にとって不公平だ。売り場に並んでいる商品は、値引きが始まるその瞬間まで、誰のものでもない。にもかかわらず、かごの中に入れた途端、半ば「自分のもの」としてキープしてしまうのは、ルールの抜け道を突いた行為に映る。
店員にとっても困りものだ。値引きシールを貼るのは売り場に陳列されている商品に対してであり、すでにかごに入った商品は対象外とするスーパーも多い。「かごに入れたら割引対象外」と掲示している店もあるが、それでも粘る客がいる。「貼ってくれないなら戻す」と言い放ち、店員を困らせるケースもあるのだ。 参考文献 怠惰人の手記
このカゴキープに対していろいろ対策をするお店が増えていますが、このスーパーは対策が遅れております。ゆえにこの日もかごキープ者がいました。
レイちゃんがそれをみて私に囁きました。「あれだめでしょ。あんなんされたら無理じゃん。よーいどんじゃないじゃん」と言いました。私は「あれはかごキープといって脱法行為なんだよね」とかごキープについて説明しました。
レイちゃんはそれじゃさ今から私が同じことやるから注意してくんない?と提案してきました。昔からこういうことが好きな人です。
レイちゃんはすぐにかごキープをしました。私は恥ずかしいからやりたくなかったのですが、目でさっさとこいといっていたのでしょうがなくいって注意しました。
レイちゃんはごねて店員さんに「あの……なんか変なおじさんが絡んでくるんだけど、値引きされるのカゴに入れて待っているだけなのにだめなんですか?」とそばにいる店員さんに言いました。
店員さんはこんな人間にも腰が低くえー他のお客様のご迷惑になるので商品を戻していただけると助かります。と返答しました。
レイちゃんは「えーでもあの人もやってるでしょ、私だけ注意されるのおかしくない?」とかごキープ者を指さしました。そういうと店員さんはかごキープ者にも注意したので、注意された彼女は渋々商品をカゴに戻しました。結果として半額弁当争奪戦は正当に行われました。
結果、私は鮭弁当、レイちゃんは唐揚げ弁当をゲットしました。アパートに戻り映画を見ながら食べます。レイちゃんは戦って勝ち取ったご飯は美味しいねと満足気でした。
映画の内容はとても暗かったです。
コメント
ムチャクチャ面白い。レイ嬢の機転と行動力に脱帽。
やもとまさきさん
コメントありがとうございます。可愛い姪なので褒めてもらって嬉しいです。
いつも楽しみに拝見させて頂いてます。
お姉さん一家のシリーズ、最高に面白いです!
遡って読ませて頂きました。
姪っ子ちゃん、将来楽しみですね!
普段あまり笑わない知り合いに面白くて読んであげたら、かなり笑っていました。
お姉さん一家のシリーズ、これからもどんどん更新して欲しいです!
楽しみにしています!
Mさんシリーズも気になります~(^^)
kajさん
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姪を褒めていただき大変恐縮であると同時に嬉しいです!
お知り合いの方に紹介していただき大変ありがたいですね。
これからも更新していきますので是非読んでやってください。